今年もお世話になりました。
今年、年号が平成から令和へと変わりました。
そんな節目の年に「やどり」という作品が公開できたことを心から嬉しく思っております。
平成31年3月に奈良でプレミア上映をさせていただき、令和に移り東京、名古屋、横浜、大阪、そして奈良の各地での上映が続いたことを振り返ると素敵な一年だったなと言える気がします。これも支えて下さったスタッフやキャスト、そして宣伝など協力してくださった全ての方々のおかげであることは間違いありません。ポスターを張ってくださったり、チラシを配ってくださったり、チケットを手売りで売って回ってくださったりと僕にできないことをしてくださったこと本当に本当に感謝いたしております。
監督というのは一人になるとほんと非力なもので、いつも誰かが助けてくれたからこそこの「やどり」という作品はこうして公開を行えました。ありがとうございました。
「やどり」をご覧下さった皆様へ。
奈良を舞台にした映画を撮りたい。そんな想いだけで始まった僕の夢がこうして形になりました。もし気に入ってくださったとしたらどうがすばらしいキャスト、そしてスタッフに拍手をおくってあげてください。彼らはほんとに素晴らしい方たちでした。これからもどこかで活躍されていくことでしょうからどうか末永く応援してあげてください。
そして至らぬ点があったら、それは全て監督である僕の責任です。僕が現場で「OK」を出したものが繋がって作品になりました。今の僕が持っている全力であることに間違いはありませんが、まだまだ未熟なところも多かったことも認識しております。とは言え、こうした素晴らしい仲間たちと一つの作品を完成させたことに大きな満足を得ることもできました。ですから胸を張って「ご覧ください」と言える作品であることも間違いありません。
気に入ってくださったとしたら、どうかこれからも「やどり」という作品がお近くで公開されることがありましたら、一人でも多くの方へお薦めいただけましたら幸いです。もちろん2度3度とご覧くださったら更に嬉しいです!それに新しい発見(感じ方)もありますよ。
長くなりましたが、最後に
本年は大変お世話になりました。個人的にはしばらく次回作の構想をしながら過ごす日々となると思いますが、また何かやりたいとは思っております。
とはいえ、「やどり」はこれからも続きますしDVD化も進めております。どうぞ楽しみしてお待ちください。
来年が皆様にとって素敵な一年となりますことを心からお祈りいたしております。
良いお年をお迎えください。
「やどり」
監督/奥本はじめ
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