映画「やどり」

○企画意図

かつて都のあった奈良は時間だけでなく空も風もどこか緩やかで心を落ち着かせくれます。

そんな奈良で家族というものを違う形で描きたいと思いました。この「違う形」という意味は血のつながりのない親子関係であり、それも事故的な理由により形式上家族となった者たちを登場人物に据えて描きたいと思ったのです。血のつながりのない親子、つまり養子縁組は海外に比べ日本においてはあまり表に出てくることはないのですが、あえてそんな家族を描くことで「家族とは」「親子とは」、又親としてそして子として家族に求めるものは、という問題を投げかけてみたいと思います。


○キャスト陣は奈良出身者を中心に関西勢で!

「やどり」は奈良を舞台にした作品。ですからできる限り本作のキャストは奈良をメインに関西で活躍、又は出身者で固めています。主人公役の田辺ひでゆき(奈良県奈良市・奈良市観光大使)をはじめ東京で活躍する女優・タレントの松井絵里奈(奈良県橿原市・十津川郷観光大使)、大藤由佳(奈良県・飛鳥応援大使)などが出演いたします。またヒロイン役は大阪出身で東京で女優として活躍中の宮田智佳が演じます!ご期待ください。


○あらすじ

奈良でバームクーヘン屋を営んでいる堀部拓哉。娘の優里と美和は成人し独立して家を出ており、拓哉は今になってようやく元の一人暮らしに戻ったとはいえ、寂しくないと言えば嘘になる。そんな拓哉は最近大阪に出向くようになり、地元の付き合いにも欠席しがちで周りの人々も心配気味。血の繋がらないことをお互いが遠慮をしあう家族。

しかし運命は拓哉を再び宿り木として照らし始める。


○主人公/堀部拓哉 役:田辺ひでゆき

YAMATO超人ナライガーの宿敵ブラックス将軍としても有名。また歌手として長きにわたり奈良を中心に活躍している。本作品はそんな彼の映画初主演作品である。


○監督、原案、脚本:奥本はじめ

大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ)放送映画学科卒業。

2016年、奈良を舞台にした長編作品「ちぎれん雲」を監督。大阪、名古屋、東京でプレミア上映を行い、2017年には横浜にて1週間上映を成功させ、また2018年春には大阪でも1週間上映。

「YAMATO超人ナライガー 光と闇の復活」(Amazon他で発売中)


映画「やどり」プロダクションノート

映画「やどり」プロダクションノート

奈良を舞台にした長編作品「やどり」 公式サイト https://www.yadori-movie.com

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